データ永続化でどハマりした。
概要
前回までで作成したrancherクラスタでサービス展開することを考えると「やっぱり、データ永続化したいよなぁ。」となった。 試してみたがうまくいかない!!!SELinuxがわからない。勉強不足で超えられなかった。。。
経緯
クラスタ構成でデータの永続化のは色々な技術があるらしい、 - gluster fs - rancher-nfs - longhorn - etc…. ここは、rancherで組んだクラスタなんだからrancher-nfsしかないだろ!!! (本当はlonghornというのを使ってみたかったが、まだ実験段階とのことなので、また今度試すとして)
ということで、rancher-nfsを選択。
構成
今回の想定している構成は以下
ip | export | |
---|---|---|
192.168.1.8 | nfs | /mnt/nfs |
設定
インストール
カタログからrancher-nfsを選択して簡単にインストール。
設定する値は
項目 | 設定値 |
---|---|
ip | 192.168.1.8 |
mount | /mnt/nfs |
データボリュームの作成
インフラ>ストレージ >
作成ボタンをポチッと
使い方
以下のようなdocker-compose.ymlを用意
スタック> ユーザー> 作成!!
確認
ストレージの画面からattachされていることを確認。
シェルを起動してファイルを配置
nfsサーバからも配置されていることを確認。
そして泥沼へ…
gitlabのスタックを作成しようとしたけど、permissionエラーとなってしまい作成できない。
解決策(逃げ)
coreosのSELinuxの設定わからない・・・
OS替えてSELinuxをOFFにしちゃえ!(悲しくなる、勉強しよ)
選択したOSは centos atomic host
SELinuxの解除は簡単。 /etc/selinux/config のSELINUX=enforcing をSELINUX=disabled へ変更してreboot !
$ getenforce Disabled
よし。
確認
rancherからコンテナを起動し、正常に起動されれば問題なし